大怪獣のあとしまつ

大怪獣のあとしまつ (2022)

この死体、どうする?

ドラマ「時効警察」シリーズの三木聡監督が「Hey! Say! JUMP」の山田涼介を主演に迎え、巨大怪獣の死体処理を題材に描いた空想特撮エンタテインメント。人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然死んだ。国民が歓喜に沸く一方で、残された死体は徐々に腐敗・膨張が進んでいく。このままでは爆発し、一大事を招いてしまう。そんな状況下で死体処理を任されたのは、軍でも警察でもなく、3年前に姿を消した特務隊員・帯刀アラタだった。アラタとはかつて特務隊で同僚だった環境大臣秘書・雨音ユキノを土屋太鳳、ユキノの夫で総理秘書官の正彦を濱田岳、爆破処理のプロ・ブルースをオダギリジョー、未曾有の事態に翻弄される総理大臣・西大立目完を西田敏行が演じる。「平成ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズの若狭新一が怪獣造形を担当。

公開日
2022-02-04
TMDB
4.6 / 10 (27)
上映時間(分)
1時間55分
ジャンル
コメディ, ドラマ, アクション, ロマンス
監督
三木聡

キャスト

豆知識

『大怪獣のあとしまつ』(だいかいじゅうのあとしまつ)は、2022年2月4日に公開された日本映画。怪獣映画では基本的に描かれることのない、怪獣の死骸の処理を引き受けることになった者たちの姿を描く。監督・脚本は三木聡。主演は山田涼介。松竹と東映による初の共同製作作品である。キャッチコピーは、「倒すよりムズくね?」。

製作

監督の三木聡によると、きっかけは20年以上前のある番組で、『007』のウエットスーツの下のタキシードはどうやって着るのか?というような、映画になってない時間を想像する企画を行ったことが遠因だった。

三木は映画ライターの泊貴洋の2006年の著書『映画監督になる』のインタビューで「『ガメラ』の死体を片付ける映画」を次回作として上げた。しばらくして東映に「ある若者がショッカーになるまでの話」という企画を持ち込んだがこれはボツとなり、別の企画として「怪獣の死体を片付ける映画をやりたいんです」と提案したら面白いからやろうと企画がスタートした。

2015年頃、東映で企画が上がったが、当初は低予算の案もあったが、映画の規模を大きくしなければ面白くならないとして東映が松竹に話を持ち掛け、共同制作が決まった。

怪獣「希望」の死体の造形がうまくいかず、特撮監督の佛田洋の提案で、ゴジラシリーズの造形を手掛けた若狭新一にキャラクター造形を依頼した。デジタルではなく、立体物による造形デザインの話があった際、若狭は「今それ造形でやらなきゃいけないの?」と驚いたという。

若狭によると、監督の三木から「僕の映画はばかばかしいものを目指しています」「死後硬直の足がピーンと立っている状態は(ばかばかしくて)すごくいいので、ぜひこれでお願いします」「100メートルぐらい足が上がっていたら面白いよね」などの話があり、片足をあげたポーズが決まって行った。また三木がイメージする「希望」の大きさは、茨城県の牛久大仏であったため、皆で大仏を見に行ったという。

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