ムーンライト・シャドウ

ムーンライト・シャドウ (2021)

この世界的ベストセラー小説の映画化を待っていた──。世界 30 か国以上で翻訳されている「ムーンライト・シャドウ」(新潮文庫「キッチン」収録)。吉本ばななの原点とも言える名作ラブストーリーが 33 年の時を経て遂に映画化。主人公・さつきを演じるのは、小松菜奈。作品ごとに圧倒的な演技力を発揮し開花し続ける彼女にとって、初の長編映画単独主演となる。さつきの恋人・等役には、役者として目覚ましい活躍をみせる宮沢氷魚。そして監督は、以前から原作ファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ。これからのアジアを牽引するフレッシュかつ実力あるキャスト・スタッフが集結し、ニュー・アジア・フィルムが誕生した。人は、愛する者を失った時、どうやってその喪失感を乗り越えていくのだろうか。「ムーンライト・シャドウ」で描かれるのは、さつきと等の純美な恋愛、現実と幻想の狭間のような優美な世界観、そして哀しみを受け止めて力強く生きていこうとするヒロインの姿。すべての人の心に沁みる、心を揺さぶる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。恋人の突然の死に向き合うことができず、深い哀しみに打ちひしがれるさつきは、以前耳にした“月影現象”に次第に導かれていく。それは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった......。

公開日
2021-09-10
TMDB
6.5 / 10 (15)
上映時間(分)
1時間32分
ジャンル
ドラマ
監督
Edmund Yeo

キャスト

豆知識

  • 原作:ムーンライト・シャドウ

『ムーンライト・シャドウ』は、吉本ばななの連作短編集『キッチン』所収の短編小説、およびそれを原作とする日本映画。

製作

監督のヨウは2006年に初めて原作を読んで激しく感情を揺さぶられたとし、映画化を依頼された際には「自分の旅が原点に戻ったような気持ちになった」としたうえで「吉本の文章の普遍性やエモーションをスクリーンに投影できる機会を与えられ、喜びを感じた」と述懐した他、「さつきを演じるのは小松以外考えられず、彼女抜きで映画化は不可能であり、本当に幸福で豊かな体験だった」ともコメントしている。

また、主演の小松は「普通の子だからこそという難しい部分も、模索する中でさつきと同じ感情になれた時には嘘がないような気がした」と振り返り、演じるにあたって原作を再読した結果「どんな困難も乗り越えようとする人間のエネルギーを感じ、いつか経験する人の“死”、このようなカタチで再び本を開くきっかけになってよかった」としたうえで「監督のヨウと共に組んだ事で新たな扉を開けた」ともコメントしている。

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