人間蒸発

人間蒸発 (1967)

A Man Vanishes examines the concept of Johatsu, tackling the phenomenon of people missing in Japan over the years. It picks one such person from the list, someone who had seemed to disappear from the face of the earth due to embezzlement from his company, and the filmmakers begin an investigative documentary into the reasons behind and attempt at tracking him down.

公開日
1967-07-08
TMDB
6.9 / 10 (26)
上映時間(分)
2時間10分
ジャンル
ドラマ, ドキュメンタリー
監督
今村昌平

キャスト

豆知識

『人間蒸発』(にんげんじょうはつ)は、1967年の日本映画。今村昌平の監督によるモキュメンタリー映画である。ATGが最初に資金提供した作品であり、第41回キネマ旬報ベスト・テン第2位、映画芸術第1位、映画評論第1位など高い評価を受けた。

制作

もともと今村は劇映画の場合でも、劇のモデルとなるものの実例を詳細綿密に調べる手法をとっており、劇映画ではその調査の面白さすべてを伝えられるものではないことから、いっそその調査の過程をドキュメンタリーにしたほうがいいと考えて記録映画を作ることにしたのが動機という。

はじめはテレビのシリーズ番組として蒸発者探しを企画していたが、ひとつのケースに絞って長編記録映画として製作されることになった。

当時、高度成長経済の波に乗って地方の農村から都会に出て夢破れて行方知れずになる若者も少なくなく、蒸発者の話題がマスコミを賑わしていた。今村は警視庁の家出人8万人のリストから一番平凡という理由で大島裁を選んだ。どこに消えたのかという興味とともに、若者を失った農村の家族や地域共同体の変質についても関心があったという。

今村は出演交渉時に早川佳江のことを高慢で自己中心的と感じて好きになれず、もし大島が見つからなかった場合は佳江の内面の探索を中心に映画を作ろうと考え、その仮面をはがすために予告なしに佳江の日常に踏み込んだ。

次第に「女優」になっていく佳江に今村はイライラさせられ、超望遠カメラ、隠しカメラ、隠しマイクを使ってなんとか佳江を丸裸にしようと躍起になり、佳江の露口への告白シーン撮影や佳江が憎悪する姉サヨを引っ張り出した。

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