ブンガワンソロ

ブンガワンソロ (1951)

血の花で飾られた絶望の恋! メラビ山を彩る死の夕映え!

太平洋戦争終結前夜のインドネシア・ジャワ島。日本兵の深見、武、野呂は脱走するが、野呂がマラリアに感染していたため、3人はスヘルマンの家にかくまわれる。その家の長女・サリヤは日本兵を嫌っていたが、彼らの世話をするうち深見に恋心を抱き始める。

公開日
1951-10-19
TMDB
8.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間33分
監督
市川崑

キャスト

豆知識

『ブンガワンソロ』は、1951年(昭和26年)に公開された日本映画。市川崑が監督を務め、新東宝で手がけた最後の作品である。

製作

本作は、ジャワ島を舞台とする物語でありながら、海外ロケではなく国内のオープンセットを中心に撮影された。市川崑は、舞台設定に合わせて強い日差しを生かした撮影を意図していたが、日照不足などによって撮影が遅延したと後年に語っている。

撮影の遅延をめぐって市川と新東宝側との間に対立が生じ、新東宝側が市川の撮影放棄と判断して別人に撮影を引き継がせ、編集も行ったとされる。市川は監督のクレジットを外すよう求めたものの認められず、その後東宝へ移籍した。ただし、東宝への移籍は本作の問題だけが直接の原因ではなく、藤本真澄からの誘いなど複数の要因があったと市川は後年に説明している。

また、サリヤ役の久慈あさみが馬車を走らせる場面の撮影中、馬が暴走して負傷する事故が発生し、撮影が中断された。この事故も公開スケジュールの遅延につながったとされる。

池部良が渓谷の吊橋を馬で渡る場面では、作画合成とミニチュアセットが用いられている。

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