機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争

機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争 (1989)

In the final days of the One Year War, a Zeon special forces group infiltrates a colony to gather information on a new Gundam unit. Alfred Izuruha, a 10-year-old student, befriends Zeon rookie pilot Bernie Wiseman during a brief mobile suit combat. Meanwhile, Al meets up with Christina MacKenzie, his former neighbor and babysitter. Little does he know that not only is Christina a member of the Earth Federation, she's the test pilot of the new Gundam NT-4 prototype.

公開日
1989-03-25
TMDB
7.7 / 10 (13)
上映時間(分)
3時間0分
ジャンル
アクション, アニメーション, ドラマ, サイエンスフィクション, 戦争
監督
高山文彦

キャスト

豆知識

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』 は、1989年発売の『ガンダムシリーズ』OVA作品。全6話。略称は「0080」「ポケ戦」(ポケせん)。

制作

『機動警察パトレイバー』に続く低価格OVA第2弾。『機動警察パトレイバー』と同様、全6話1本4800円である。『機動警察パトレイバー』が1話完結だったのに対し、本作は1本の映画を6話に分ける手法を採用している。これは当時、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のレンタルが好調のため、テレビアニメ的だった『機動警察パトレイバー』以上に映画的手法を指向したためである。

バンダイ・メディア事業部の高梨実によると、高山文彦に監督を依頼したのは『超時空要塞マクロス』で高梨が気に入った話の演出が全て高山だったからだという。高山は電話を持っておらず、「死んだ」という噂があるほど居場所が不明だったが、内田健二が探し当てて直接訪ねに行った。唐突に訪ねてきた内田に高山は驚いたが、仕事がなくて困っていたので監督を引き受けることにした。

「でかいブリキの箱の中に入ってパンチふるって何が楽しいんだろう」とロボットアニメに疑問を感じていた高山が監督を手がけた結果、MSを初めとするメカニックの戦闘シーンは少なく、代わりに人間ドラマを重視した作品になった。高山は、メインキャラクターについてはさほど注文を付けなかったが、サブキャラクターについては映画俳優の資料を美樹本晴彦へ渡してイメージを伝えた。

主人公が非戦闘員の小学生という点でも異色作となった。また、主人公のアルを演じた浪川大輔は1989年当時12歳で、ガンダムシリーズの主人公を演じた声優では最年少に当たる。浪川はその後もプロの声優として活動を続けているが、本作への出演後に声変わりしたため、後のゲーム作品では比嘉久美子がアルを演じている。ただし、浪川は後年に発売されたセルソフトCMにおいて成長したアルが当時を振り返るという設定で何度かアルの声を演じている(1999年のDVD発売時テレビCMおよび2017年のBD-BOX発売時テレビCMナレーションの2回)。

本作以前のガンダムシリーズはニュータイプを主軸に物語を展開したが、本作では普通の人々を主役に、サイド6という中立地帯での局地戦を舞台にしている。主役MSの新型ガンダム「RX-78 NT-1 アレックス」の出番こそ少ないが、比較的それが多い第4巻と第6巻が他巻以上に販売実績が好調だったことから、次回作のOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』はガンダムの出番の多いものになった。アレックスはニュータイプ専用に調整された機体であり、連邦軍内で「ニュータイプ部隊」と位置づけられていたホワイトベースのアムロ・レイへ渡されるはずの機体だったという設定はあるものの、「ホワイトベース」という艦名が登場する以外は『機動戦士ガンダム』本編とストーリー上の直接の接点はない。

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