ルパン三世 ルパンVS複製人間

ルパン三世 ルパンVS複製人間 (1978)

ルパンVSクローン<複製人間>ー世界史をぬりかえるのはどっちだ!?

一人の男が処刑された。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果確実だったが、当然銭形が信じるはずがない。銭形はルパンが埋葬されているドラキュラ城へと赴き、そこでルパンの生存を確認する。銭形はルパンを捕まえようとするが逃げられてしまう。ルパンはエジプトでピラミッドから「石」を盗み出した。その石は人間に永遠の生命を与えるとの言い伝えがある「賢者の石」と呼ばれるものだった。

公開日
1978-12-16
TMDB
7.0 / 10 (126)
上映時間(分)
1時間42分
ジャンル
アニメーション, アドベンチャー, コメディ, 犯罪, ドラマ
監督
吉川惣司
シリーズ
ルパン三世シリーズ

キャスト

豆知識

  • 原作:ルパン三世

『ルパン三世 ルパンVS複製人間』 は、1978年に公開された日本のアニメ映画。モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の劇場映画第1作である。賢者の石を巡る争奪戦を機に、ルパン三世と自らを神と名乗る謎の人物・マモーとの対決を描く。監督は吉川惣司。

製作

企画は、東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)の社長だった藤岡豊によって立ち上げられた。1977年に劇場版『宇宙戦艦ヤマト』をプロデュースし、大ヒットさせた西崎義展に対抗意識を燃やした藤岡が「ルパンの映画をやるぞ!」と声をかける形だったという。監督は、『TV第1シリーズ』で絵コンテを担当したことなどが縁で吉川惣司が起用された。

吉川は監督を引き受けた理由について、1981年に「日本の漫画は嫌いだが、ルパンは珍しく好きだった」と話し「無国籍性があり抽象化しやすく、ある傾向の、あるスタイルのものを作ろうとした時に、“ルパンじゃないとできない!”というものがあったから」としている。

吉川曰く、当時はテレビもマンガも「血と汗と涙」のスポ根一色の時代であり、本作のようなアダルトな雰囲気の「洋画風」アニメが当たるわけがないとされていた。そのため、企画は最初からやりたいようにできたといい、ほぼ自由な体制での制作だったという。これにより、当時放送中の『TV第2シリーズ』と異なる『TV第1シリーズ』初期の作風に近づけることとなった。吉川は後年「(『TV第2シリーズ』は)あまりにお茶の間向けの演出で、スタッフの間に不満が高まっていた」「もっとアダルトな内容にしようという機運も高まっていた」と回想している。

脚本は大和屋竺と吉川の連名であるが、実際は吉川単独での執筆である。大まかなアイデアなどの打ち合わせは2人で重ねていたものの、会議に間に合わせるため吉川が一人で書き上げた脚本が初稿としてプロデューサーに提出された。その後、吉川は大和屋に修正を打診したが「そのままでいい」と了解を得たため、吉川の大和屋への敬意から連名でクレジットすることとなった。

吉川によると、大和屋が脚本を執筆した『TV第1シリーズ』第2話「魔術師と呼ばれた男」を作品のベースにしているといい、「“ああいう性格のルパン”がマモーのトリックを片っ端から暴くも、最後の最後にトリックではないものに直面する⋯」という展開を目指したという。

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