ええじゃないか

ええじゃないか (1981)

お天道様だってもう止められない! 俺たちの時代が動き出した!

幕末もいよいよ押し迫り、明治への改元を2年後に控えた慶応2年。横浜港の沖合で難破・漂流し、アメリカ船に助けられてかの地へ渡っていた貧しい農家出身の源次が、6年ぶりに日本に帰国。彼の留守中、恋女房のイネは、病身の老父によって売られ、いまや両国の見世物小屋で、裸を売り物にした芸をしながら生活していた。その両国界隈には、見世物小屋や売春宿の元締め・金蔵、元旗本の古川ほか、さまざまな連中がたむろしていた。

公開日
1981-01-08
TMDB
6.2 / 10 (18)
上映時間(分)
2時間31分
ジャンル
ドラマ
監督
今村昌平

キャスト

豆知識

『ええじゃないか』は、1981年の日本映画。配給は松竹。幕末の民衆運動「世直し一揆」および「ええじゃないか」を題材にした、監督・今村昌平にとって初の時代劇映画。

製作

今村は同作の脚本を1970年代より構想していたが、松竹から製作が承認されなかった。また、ミュージカル映画として撮影する構想があったらしく、今村は「日本独特のミュージカルを作りたいね。両国の見世物小屋を舞台に魑魅魍魎が跋扈するダイナミックな奴だ。劇団四季のような外国から借りてきた、うそ臭いヤツじゃなくてね」と意気込みを語っていたという。

前作『復讐するは我にあり』のヒットを受け、制作費5億円(公称)をかけ、東京都・埼玉県の境にまたがる水元公園に巨大なオープンセットを組むなど、超大作として製作されたが、製作国の日本では興行成績が振るわなかった。その反面、フランスでは人気となり、高い評価を受けた。ただし今村はのちのインタビューで、本作を最も撮り直したい作品に挙げており、その理由を「脚本は悪くなかったが、(主役のイネ役について)桃井かおりではなく太地喜和子を起用すればよかった」としている。

チンピラ・孫七を演じた火野正平の著書『若くなるには、時間がかかる』(講談社、2016年)によると、前作『復讐するは我にあり』への火野の出演は、監督・今村による本作のメインキャスト選びのためのカメラテスト的な要素があったという。また火野は、本作の台本を読み、「この役(源次)は自分にピッタリで、自身が間違いなく主演を務める」と思っていたという。

源次役の泉谷しげるは本作のイメージソング「ええじゃないか」をシングルリリースした(泉谷しげるwith SHOT GUN名義、アサイラム K-1501Y)。作中には用いられなかったが、エンドロールでクレジットされている。

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