戦後猟奇犯罪史

戦後猟奇犯罪史 (1976)

日常、何の疑いもなく接している人間が、ある日突然事件の犯人に―。戦後、実際におきた“色と金”がらみの陰惨な殺人事件の数々。その中でも市民を恐怖のドン底におとしいれた「日本縦断詐欺殺人事件」と「連続強姦殺人事件」、本作公開直前に起きた「K歌手・空港死体遺棄事件」をヒントに犯罪者の常軌を逸した心理と行動を、ショッキングに描破した異色作。

公開日
1976-06-19
TMDB
5.7 / 10 (3)
上映時間(分)
1時間18分
ジャンル
犯罪
監督
牧口雄二

キャスト

豆知識

『戦後猟奇犯罪史』(せんごりょうきはんざいし)は、1976年公開の日本映画。東映京都撮影所製作、東映配給。R-15指定作品。併映『脱走遊戯』。

製作経緯

企画は当時の東映社長・岡田茂。当初のタイトルは『ドッキリ昭和猟奇犯罪史』であった。当時非常に高い人気だった日本テレビの『ウイークエンダー』を真似ろと岡田が指示した。人気ドラマが映画化されたり、ヒット映画がテレビドラマ化されたりするケースは多いが、本作は映画がテレビをパクる、情報番組/バラエティ番組をパクるという珍しい事例である。『ウィークエンダー』風のセットで泉ピン子がリポーターとなり、3つの有名な猟奇事件を紹介していく『ウイークエンダー THE MOVIE』である。監督の牧口雄二は「中身は深作タッチのつもりで作ったのに、組み合わせが異質。泉ピン子は止めて欲しい」と頼んだがダメだったと話している。また当初は「西口彰事件」と「大久保清連続殺人事件」の2話構成だったが、撮影2日前に「克美茂愛人絞殺事件」が発生し、岡田社長が「この事件も入れろ」と命令し無理やり3話構成になった。急な指示で時間もなく第2話は脚本を一晩で書き上げ、撮影時間も短く尺も短くいびつな構成となった。

第3話で川谷拓三が女子大生役の内村レナをレンゲ畑で強姦するシーンは、川谷に「本気で襲うように」と大体の段取りだけ指示して撮った一発撮り。しかし若い内村に川谷が追いつけなくなり NG。琵琶湖畔での撮影で、破った服の替わりがなく「往復すると2時間かかります」と言われ仕方なくNGシーンを採用した。

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