クレージーメキシコ大作戦

クレージーメキシコ大作戦 (1968)

日本を代表するコメディグループ・クレージーキャッツ出演の喜劇シリーズ第11作。酒森進はふとしたことから秘宝“オルメカ”の在りかが記された石像を手に入れ、友人とメキシコへ渡る。秘宝を狙うギャング団との追いつ追われつの大争奪戦が見所。

公開日
1968-04-27
TMDB
10.0 / 10 (1)
上映時間(分)
2時間20分
監督
坪島孝
シリーズ
The Crazy Cats "Big Operation" Collection

キャスト

豆知識

『クレージーメキシコ大作戦』(クレージーメキシコだいさくせん)は、1968年4月27日に公開された日本映画。植木等主演。アメリカ、およびオリンピック開催年であったメキシコでのロケを敢行した大作で、上映時間162分は東宝クレージー映画の中では最も長い。前年の『クレージー黄金作戦』に続き、一本立てで公開されたが、興行収入4億5000万円(『黄金作戦』比で約2億3000万円ダウン)、配給収入2億2500万円(同じく約1億1500万円ダウン)、観客動員数170万人(同じく約120万人の減少)と大きく落ち込み、東宝クレージー映画における大作路線は本作までとなった。

エピソード

前年に製作・公開された『クレージー黄金作戦』同様、長期間の海外ロケが実施されている。ただし劇中ではサンフランシスコ→タスコ→メキシコシティ→アカプルコと移動しているのに対し、撮影の順番はメキシコシティ→タスコ→アカプルコ→サンフランシスコと逆になっており、ロケ期間も約2週間と『黄金作戦』より長い。また、撮影に協力した航空会社は、『黄金作戦』などのパンアメリカン航空から日本航空になり、DC-8の機体や“鶴のマーク”の旅行バッグが映し出されるほか、「ジャルパック」などの商品名もセリフで登場する。

天本英世はメキシコの山賊の頭領を演じたが、スペイン語を流暢に話した。なお、独学である。

一連の東宝クレージー映画、および「作戦シリーズ」としては珍しく、殺人シーン、ニワトリに(ダイナマイトという設定の)花火をくくりつけて火をつけ暴れさせるシーン、植木・ハナ・谷が演じるグループが他のメンバーたちを裏切る描写など、メインスタッフの入れ替えにより大幅な刷新を図った同年秋公開の『日本一の裏切り男』に先がけ、新機軸ともとれるシーンや描写が随所に散りばめられている。

劇中でクレージーの7人が揃って現地衣装のポンチョとソンブレロを身にまとう場面があるが、撮影の際は髭を付けていたせいで谷啓が現地人に間違われた、という逸話が残っている。

サンフランシスコ・ロケではヒッピー街に赴き、そこで実際に50から60人ほどの本物のヒッピーをエキストラとして雇い撮影している。だが、スタッフや出演者一同もさすがに雰囲気が悪いと感じたせいか、予定よりも早く撮影を切り上げている。

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