影なき声

影なき声 (1958)

殺人犯人の声? 深夜電話交換手の身に! その謎を追う者!!

毎朝新聞社の敏腕事件記者としてサツ廻りをしている石川汎は、取材からの帰途、世帯やつれした一人の婦人を見かけて首をかしげた。その婦人は、毎朝新聞社の元交換手・高橋朝子だった。3年前、朝子は電話のかけ違いから殺人犯人の声を聞いてしまい、いまだに不気味な声に悩まされていた。

公開日
1958-10-22
TMDB
6.2 / 10 (9)
上映時間(分)
1時間32分
ジャンル
犯罪, ドラマ, 謎
監督
鈴木清順

キャスト

豆知識

『声』(こえ)は、松本清張の短編小説。『小説公園』1956年10月号・11月号に連載され、1957年2月に『森鷗外・松本清張集』(文芸評論社・文芸推理小説選集1)収録の一編として刊行された。

エピソード

当時文藝春秋の編集者であった安藤満は、本作の契機について以下の逸話を伝えている。当時清張が文藝春秋に電話をかけ、交換台に「もしもし」と一声かけると、交換嬢は、まだ名も名乗らないのに、「松本先生、今日は『オール讀物』のAに繋げますか」と打てば響くように返すため、清張は驚き、それが毎回続くので、興味をもち、交換嬢が社内外の人びとの声を聞き分け記憶していることを知った清張は、この交換嬢の話を本作の題材にしたとされている。「この事があって以降、著書が出るたびにサインをして、交換嬢に贈るのを常とされた」と安藤は記している。

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