ゴジラ×メガギラス G消滅作戦

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 (2000)

地球最大の死闘

ゴジラシリーズ第24作、「ミレニアムシリーズ」第2作。1954年のゴジラ襲来により、大阪に首都を遷都した日本は度重なるゴジラ襲来により原子力発電を永久放棄していた。2001年、ゴジラ襲来に備え開発されたブラックホール砲“ディメンション・タイド”。だがその実験後、時空の歪みから現れた古代の巨大昆虫は卵を産み落とし、それは少年の手によって東京・渋谷に運び込まれた。卵から孵化した無数のメガヌロンは渋谷を水没させると、成虫のメガニューラに変態、日本に迫りつつあったゴジラと激突した。

公開日
2000-12-16
TMDB
6.7 / 10 (230)
上映時間(分)
1時間49分
ジャンル
アクション, サイエンスフィクション, スリラー, ホラー
監督
手塚昌明
シリーズ
ゴジラ(ミレニアム) シリーズ

キャスト

豆知識

  • 撮影地:日本

『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』 は、2000年(平成12年)12月16日に公開された日本映画。ゴジラシリーズの第24作である。製作は東宝映画、配給は東宝。カラー、シネマスコープ、ドルビーデジタル。上映時間は105分。略称は『×メガギラス』。監督は手塚昌明、主演は田中美里。

製作

製作の富山省吾は、シリーズを再開した前作『ゴジラ2000 ミレニアム』の時点で1作品ごとに内容をリセットして世界観を変えることを決めていたといい、シリアスなゴジラの恐怖を描いた前作に対し、本作品では映画の自由さや楽しさを重視した空想科学をテーマとした。

監督は本作品がデビューとなる手塚昌明が務めた。富山は、手塚を起用した理由について東宝映画の中で一番可能性を感じられる人物であったからと述べている。手塚は、監督を引き受ける条件として「女性を主人公とすること」と「超兵器を出すこと」、「肉弾戦をやりたい」と「最後まで戦いたい」を挙げたという。特殊技術は前作に引き続き鈴木健二が担当。鈴木は、楽しいゴジラ映画を志向し、漫画的な演出を大胆に取り入れ、怖いだけでないゴジラのキャラクター性を出すことを心がけたと述べている。また、前作のダークなイメージとの差別化から、ゴジラの出現シーンは冒頭の回想以外すべて昼間となっている。また、シリアス一辺倒であった前作に対し、楽しいエキスを上手く入れられればいいと思い、楽しくみられる映画にしたいというのを基本に、全編チャンピオンまつりの作品のように、遊びの部分を劇中にうまく取り込みたかったという。脚本も前作に引き続き柏原寛司と三村渉が手掛けた。

手塚は、本作品を『ゴジラ×メガギラス』の名を借りた人間ドラマであると述べている。手塚は、通常、ラスト30分間は人間側が見ているだけの存在になってしまうため、クライマックスは最後まで戦うというものにしたかったといい、怪獣に超兵器で肉薄するというシークエンスが薄れてきていると思ったことから、超兵器を出せば、人間と怪獣が最後まで戦えるという考えもあったという。メインタイトルもゴジラの咆哮ではなく、桐子の砲撃のあとに出るかたちとした。

手塚は、検討稿の段階では桐子がゴジラの背に乗るシーンについてモスラやガメラを連想させるものであり、リアル志向のためやりたくないと考えていたが、放射能防護機能を兼ね備えた服装に設定し、自ら絵コンテを手掛けて合成も工夫するなどし、田中やスタッフの尽力もありやってよかったと述懐している。

富山は、渋谷を水没させたことについて、同じく渋谷での破壊描写を行った『ガメラ3 邪神覚醒』への対抗意識があったことも認めつつ、映像的な面白さを第一に考えた結果であると述べている。柏原や三村は、渋谷が谷になっていたため選ばれたと証言している。当初の脚本では、水没した渋谷が無法地帯になっており、メガヌロンに食べられるアベックはボートで窃盗を働いていた際に襲われるという想定であったが、撮影が大変になるため不採用となった。

Wikipediaで続きを読む · テキストはWikipedia、CC BY-SA 4.0。データはWikidata。

おすすめ