ゴジラvsメカゴジラ

ゴジラvsメカゴジラ (1993)

世紀末覇王誕生。 だれもがこの戦いを待っていた。

ゴジラシリーズ第20作。「平成シリーズ」第5作。 未曾有のゴジラ被害に対応すべく、新たに設立された「国連G対策センター」は、メカギドラの研究によって対ゴジラ用の最終兵器メカゴジラの開発を始める。その頃、復活したラドンを調査するためベーリング海のアドノア島を訪れた国立生命科学研究所の五条梓たちは、そこで謎の巨大な卵を発見、日本に持ち帰った卵からベビーゴジラが誕生する。ベビーゴジラの存在を感知し京都に上陸するゴジラ。そのころ国連G対策センターは、日本に上陸したゴジラに対し、完成したメカゴジラで精鋭部隊Gフォースによる迎撃を敢行するが・・・。

公開日
1993-12-11
TMDB
7.3 / 10 (243)
上映時間(分)
1時間47分
ジャンル
アクション, アドベンチャー, サイエンスフィクション
監督
大河原孝夫
シリーズ
ゴジラ(平成) シリーズ

キャスト

豆知識

  • 撮影地:日本

『ゴジラvsメカゴジラ』 は、1993年(平成5年)12月11日に公開された日本映画。ゴジラシリーズの第20作で、平成VSシリーズ第4作でもある。製作は東宝映画、配給は東宝。監督は大河原孝夫、主演は髙嶋政宏。カラー、ビスタビジョン、ドルビーステレオ。上映時間は108分。略称は『VSメカゴジラ』『vsMG』。

制作

当初、シリーズ第20作は前作『ゴジラvsモスラ』から2年のブランクを置く形で1994年の製作が予定されていたが、『vsモスラ』の東京国際映画祭をはじめとしたプレビューショーにおける好評判を受け、すでに1993年末公開予定で企画が先行していた『ヤマトタケル』の製作ペンディングと 本作品の製作繰り上げが決定された。さらにハリウッド版ゴジラの制作決定を受け、本作品で平成ゴジラシリーズを一旦終了させる予定だったが、ハリウッド版の制作遅延により、急遽(きゅうきょ)翌年のシリーズ新作の制作も決まった。東宝プロデューサーの富山省吾は、公開時のインタビューで次作をシリーズ最終作とし、その後に新シリーズを立ち上げるという構想も語っていた。

登場怪獣について富山は、シリーズが打ち止めとなる予定であったため人気怪獣をすべて出したと述べている。メカゴジラとラドンは、アンケートでキングギドラやモスラに次ぐ人気を得ていた。ただし、キングギドラおよびモスラとそれ以外の怪獣とでは人気に大きな差があったとされ、富山によれば、それでもメカゴジラに決まったのは製作の田中友幸が『ゴジラ』(1984年版)を企画していたころからゴジラとロボットを戦わせることを構想していたことと、特技監督の川北紘一が『ガンヘッド』(1989年)を制作した実績があったことからなどであると述べている。田中によると当初、ゴジラの対戦相手はキングコングが候補にあがったが、版権などの問題から不採用となった。代わりにメカニコングを登場させる案もあった。

前作でも監督を務めた大河原孝夫は、前作の記録的ヒットを受けて本作品でも続投となった。脚本を担当した三村渉は、前作でもシノプシス制作で参加しており、採用には至らなかったが田中の好感触を得て、『ヤマトタケル』の検討用脚本の作業を中断し、本作品の執筆を手掛けた。大河原は、執筆者の名前を伏せた3種のシノプシスの中から選らんだものが三村によるものであったと述べている。本作品での「卵を育てる女科学者」などの要素は、三村による前作のプロットから引き継いだものである。

本作品では、人間と怪獣との種の存続を賭けた戦いをテーマとしている。三村は「怪獣とは何か」ということを考え、異形の痛みを訴えることを意図していた。また、ゴジラとメカゴジラの戦いだけでは男性的な世界観となるため、女性受けする要素としてベビーゴジラを創作したと述べている。「命」をテーマとしていることから、前作までのような社会問題の要素は薄くなっている。川北は、前2作は昭和シリーズのリメイク的な意味合いが強かったが、本作品は『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)とはまったくの別物になったと述べている。

脚本の検討稿では、白亜紀にゴジラザウルスがプテラノドンに托卵する描写が存在したが、予算の都合から不採用となった。準備稿まではアドノア島でラドンとメカゴジラが戦うというシチュエーションもあり、ゴジラの登場は中盤ごろであったが、川北からの提案によりアドノア島でゴジラとラドンが戦うという展開に改められた。これに伴い、メカゴジラのシミュレーション戦闘シーンもカットされた。

Wikipediaで続きを読む · テキストはWikipedia、CC BY-SA 4.0。データはWikidata。

おすすめ